若さとはなんだ。を頽廃的に問いかける小説。 ー『ドリアン・グレイの肖像』を読んで。
人間はきわめて多角的な人生を送り、さまざまな感覚を持ち、思想と情熱を奇妙に受け継ぐ多様な姿を持った複雑な存在で、その肉体は死者のおぞましい毒によって汚されているのだ。(p269)
洗練はどんな意味でも簡単に身につくものではない。身につける方法は二つしかないんだ。一つは教養を得ることでもう一つは堕落することだ。(p392)
悪い習慣はその人間の性質の本質的な部分だからだ。(p397)
犯罪は下層階級だけのものだ。・・・彼らにとっての犯罪は、僕らにとっての芸術のようなものじゃないかと思う。普通でない感覚を得るための方法というだけさ。(p399)
ああ!どんなことでも繰り返せば快感になってくるものだよ(p399)
人生は神経や線維やゆっくりと作られていく細胞の問題で、その中に思考が身を隠し、そこで情熱が夢を見るのだ。(p405)
そもそも若さとはなんだ?青い、未成熟な季節、浅はかな気分と病的な思考の時。若さというお仕着せを、なぜまとってしまったのか?若さは彼をだめにした。(p412)
未読の方は、ぜひ。
ヘンリー卿の言葉に、溺れそうになります。
会社の飲み会終了時のあのダラダラさについて。
今回は禅的には考えられなかったことを書きます。
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会社の飲み会、大キライ
そもそも大人数の飲み会がキライ。
でも、仕事の一環なので参加しますよ。いい大人なので。
キライなことTOP3を発表
- 人数が20人近くいると、まとまりない。
飲んだ後に、ダラダラ店舗の前でいたりするじゃないですか。
次に行く人は行く人で、とっとと行けばいいじゃないですか。
なぜたむろしちゃうんですかね。
2. 調子のいいヤツがわざわざ外で大声でからんだりするじゃないですか。
店の中でからんだらいいじゃないですか。
なぜわざわざ店を出てからからむんですかね。
3. 普段声がちっちゃい人が、飲むとやたら大声だしたりするじゃないですか。
普通に声が出るなら、普段からだせよとか思うわけですよ。
まぁ、その人たちからしたら、
てらこはノリが悪いんでしょう。
しかしね、すでに人生の折り返し地点に到達しているので、
そんなにはしゃいだり、騒いだりしないのですよ。
外見は若く見えるそうですが、それとこれとは話が別ですよ。
会社の飲み会でも、キライじゃない飲み会はあります。
それは、少人数の場合。多くて6名。
これくらいだと、パパっと終わって、
きちんと普通にお話できて、楽しいお酒が飲めるわけです。
大人数になると、あのはちゃめちゃな感じ。
バリウザイ。
あれが、楽しいと思っている人たちって馬鹿なの?
パーリーピーポーなの?
気持ち悪いわー。
オーバーサーティーの人間が寄って集まって、
恥ずかしい。
しかも会社で予約しているお店の前で。
もうね、あれ、やめてほしい。いい加減に。
てらこは、総務部長に「もう帰っていいですよね?」
と断って、そそくさと退散します。
ほんと、しんどい。
久方ぶりの東京だったのに、新幹線車内自殺の影響を受けた件について禅的に考えたらこうなった。
大変な事件が起きました。
人間には死ぬことを選択することができる。
自ら「死ぬ」ことを選択することができるのは、人間だけです。